ダーデンの死んだ牛の肉ブログ

シドニー生まれの日本男児

ちょうど30歳になったのでブログを始めてみました。

ごきげんよう、ダーデンです。

先日、30歳になれました。なれないかなと思っていたが、なれるもんです。死んでるかなと思っていたが、生きてるもんです。

最近、「死」についてより深く考えるようになりました。死とは創造物です。死を体験した人間はいるだろう。だがそれは死ではなく、臨死です。臨死体験(Near Death Experience)つまり、限りなく死に近い体験なのです。死とは、肉体も精神も意思もすべて消えてなくなることです。釈迦がいう涅槃です。「死は完全なる消滅であり、完全なる安息」であると釈迦は説きました。

ちょっと前に、スピリチュアル・ブームが跋扈していました。今も一部はそうかもしれませんけどね。実はとても恐ろしいことです。輪廻転生などありません。魂があったとして、それが未来永劫存在し、現世で苦しめば苦しむほど徳というポイントを積んで、来世でそのポイントをパラダイス行きのチケットと交換できるなんていうカルマのロジックは、必ずしくじります。そう、日本ではオウム真理教が、イラクとシリアでニューイスラム過激派系ISILが台頭したように、実に反社会的なのです。

生きることに意味はありません。ただその時々に何かしら意味を見つけ生きているだけです。「人間は人生が悲惨であることを知ったので、幸福になるためにそれを考えないようにした」とパスカルが言ったように、人は、自分がいつか死ぬことを棚に上げて生きているのです。人類も、宇宙も滅びるのです。この不条理を、誤魔化さないでいただきたい。

隆慶一郎の著書「死ぬことと見つけたり」を読んで、俺は武士道を知った気になっていたのですが、生きることについてちょっとしたヒントを得ました。それは、「いかに死すべきか」を追求すると、「いかに生きるか」の行動様式が決まることです。ポアは、メキシコのシウダー・フアレス野垂れ死になんていいじゃないですか。さ、いつか死ぬときまで、何をして暇をつぶしていこうかな。祝30歳。